お問い合わせ:0120-47-5940
直葬・火葬式

家族葬の費用とほかの葬儀との比較について

家族葬コラム 2018/12/20

「家族葬は、お金のかからない葬儀である」とはよく言われることです。

この言葉を正しく理解するためには、ほかの葬儀との比較をしてみなければなりません。

今回は、一般的な葬儀と家族葬の費用の比較について取り上げていきましょう。

一般葬の場合

まず、もっとも一般的なかたちである「一般葬」について取り上げましょう。

これは、故人や遺族の関係性によって規模を決めていく葬儀です。また、これから紹介するほかの葬儀とは異なり、一般の参列者を受け入れます。

葬儀の規模によって費用は大きく変わります。
ただ、一般的には、「だいたい200万円くらいで収まる」と考えられています。この「200万円」という数字に関しては、「本当に信用できるかどうかあやしい」「このアンケートは、家族葬も含む金額だ」と見る向きがあるのも事実ですが、現実の葬儀と比べてみても、それほど大きな違いはないかと思われます。

この数字を見ると大変大きく見えるでしょう。
実際、一般葬の場合は香典返しの手配なども必要になるため、料金は大きく跳ね上がります。
また、葬儀自体も大きくなる傾向にあるため、人件費や会場利用費もかかりやすくなります。
ただし、一般葬であってもこぢんまりとしたものにすれば費用は抑えられます。また、葬儀会社によっても違いがみられます。

家族葬の場合

家族葬の場合、遺族が呼んだ人しか参列しません。そのかたちはさまざまですが、一般的には、「香典は受け取らない、その代わり香典返しは用意しない」というケースが多いと思われます。基本的には、遺族と親族のみで葬儀を行います。このような特徴から、葬儀の規模も小さくなります。

料金に関しては、参列する人の数や食事の有無によって異なります。ただ、50万円~80万円程度に落ち着くことが多いでしょう。もちろん、こだわりを持って作り上げたり、「家族葬といっても、親戚が50人以上来る」などの事情があったりする場合は、もっと金額が高くなります。

また、家族葬とよく一緒に論じられるものとして、「一日葬」があります。
家族葬の場合、特に記述がない限りは、通夜を行いその翌日に告別式をやり、火葬場に移動するかたちがとられます。対して一日葬の場合、通夜は行いません。告別式から始まります。

通夜をしない分、会場を借りるための費用が削減できます。また、宗教者を呼ぶ場合も通夜の参列をお願いしなくてよいため、お布施にあたる費用も少なくて済みます。通夜振る舞いも設けないため、この点でも料金を節約することができます。葬儀において大きなウエイトを占めることになる人件費も浮かすことができることから、当然一般の葬儀よりも安くなります。

なお、「一日葬」は、多くの場合家族葬の一形態というかたちで紹介されます。
しかし実は、一日葬であっても、一般葬のようにほかの参列者を招いて行うことができます。このため、「一日葬とは、家族葬を簡略化したものである」という単純な言い切りはできません。
一日葬儀は、40万円~50万円程度だと考えられています。

直葬の場合

「直葬」と「家族葬」も、よく並べて話されます。この2つもまったく別物です。

直葬は、ほかの葬儀とは異なり、非常に特徴的なかたちをとります。

ほかの3つの葬儀方法が、多かれ少なかれ、またかたちは違うにせよ、「お別れのための儀式」を持つのに対して、直葬は火葬だけを目的としたものです。火葬場で簡単なお別れをすることもありますが、ほかの葬儀のかたちのような「お別れのためだけの時間を多くとること」はしません。そのため、「火葬式」とも呼ばれます。

もっとも簡素なお別れのかたちであり、かかる費用も非常に少ないのが特徴です。10万円~20万円程度で行うことができます。

また、直葬の場合、無宗教あるいは宗教者を呼ばずに行われることもよくあります。
現在は一般葬や家族葬でも無宗教の葬儀を行えるようになっていますが、それでも、特段の但し書きがない限りは、「宗教者は呼ぶもの」と考えられています。

しかし直葬の場合は、どちらかというと、「宗教者を呼ばないこと」を前提としているケースが多いといえるでしょう。一般的に宗教者に支払うお布施は、葬儀全体の費用の4分の1程度を占めますから、これを省くことができればかなり費用は抑えられます。

ほかの葬儀のかたちと比べることで、家族葬の持つ特性や料金がわかりやすくなります。
家族葬とはたしかに一般葬に比べれば安く抑えられる葬儀のかたちではありますが、費用面を考えるのであればほかの方法もあります。

ただ、「ある程度しっかりとしたかたちで送りだしたい」「葬儀のかたちを整えて送り出したい」と考えるのであれば、家族葬を選ぶのも一つの方法だといえるでしょう。

葬儀のかたちに、明確な「正解」はありません。
それぞれの人が、それぞれの遺族が、一番納得できるものを選ぶことが何よりも大切です。

里山葬祭では

里山葬祭は、秦野市と茅ヶ崎市で家族葬を専門に行なっている葬儀社です。
できるだけ無駄を省き、定額の低価格で追加料金不要のお葬式を提案しています。

「ゆっくりお別れしたい」「予算をかけずにお別れしたい」など
「こんな形で送りたい」を形にしてご提案しています。

ご家族の思いや、故人様にあったお葬式、心の癒しとなるようなご提案や、低価格でシンプルなお葬式プランをご提案致します。

プランのご案内はこちら

皆様の不安・疑問・ご要望をお聞かせ下さい。

秦野市、茅ヶ崎市 近隣での家族葬のことなら何でもご相談ください。

| 一覧へ |

ページの先頭へ