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直葬・火葬式

一日葬とはどんなお葬式?

家族葬コラム 2019/02/07

葬儀には、さまざまなかたちがあります。

現在は「小規模な葬儀」がよく取り上げられるようになっているので、今回はそのなかから「一日葬」を取り上げることとしましょう。

一日葬の特徴とは

一般的な葬儀は、以下のような流れをとります。
なお、特に記載をしない限りは、仏教の葬儀を基本として解説していきます。

  1. ご遺体を安置する
  2. お通夜をする
  3. 翌日、葬式・告別式を行う
  4. 火葬をする
  5. 繰り上げ初七日法要を行い、精進落としの席を設ける

特に4までは、どんな規模の葬儀でもほぼ共通しています。

また、ここでは仏式の葬儀を取り上げていますが、言い方は異なるものの「通夜」にあたる儀式はほかの宗教でも行われることが非常に多くなっています(もともとキリスト教の場合はこのような「通夜」はありませんでしたが、日本に入ってきて日本の文化になじむうちに、日本では通夜のような儀式がとられるようになったとされています)。

しかしながら、一日葬の場合、上記で述べた「通夜」の工程を飛ばします。ご遺体の安置後、葬式・告別式を行い、火葬をします。
ほかの葬儀とは異なり、一日で葬儀が完結するため、「一日葬」と呼ばれるようになりました。

家族葬と一日葬の違い

一日葬は非常にコンパクトな葬儀であることが基本であるため、同じようにコンパクトな葬儀である「家族葬」としばしば混同されます。
しかし、単純に「家族葬」としたときと「一日葬」としたときでは、そのやり方や日程は異なります。

家族葬の場合、基本的には通夜の場を設けます。また、翌日に葬式・告別式も行います。
家族葬は、「一般の弔問客を基本的には受け入れない」という特徴を持っていますが、その流れ自体は一般葬とほとんど変わらないのです。
このため、一日だけで葬儀が完結する一日葬とはまた別の意味を持ってきます。

また、家族葬の場合は、遺族が声を掛けた人だけが参加しますが、一日葬の場合はそれ以外の弔問客を受け入れることもあります。

ただ、一日葬は昼間に行われることが多いので、一般の弔問客はなかなか訪れにくいでしょう。

また、あくまで「一般の弔問客を受け入れることもある」というものであり、「一般の弔問客を受け入れなければならないもの」でもないため、「一日葬であり、かつ家族葬である」とするやり方も当然あります。

一日葬のメリットとデメリットについて

一日葬には、数多くのメリットがあります。

まず1つめに、費用を抑えられること。
もちろん葬儀の規模によって異なりますが、特殊な例を除き、一日葬は一般的な葬儀よりも費用が抑えられます。葬儀にかかる費用のなかで「人件費」は非常に大きいものですが、これを軽減できるのは大きな強みです。

また、宿泊施設を使わず自宅で安置する場合、その費用も浮きます。一般的に、一日葬は小規模な葬儀となるので、会場の使用料や花の費用も押さえられ、こぢんまりとした葬儀を行うことができるのです。

加えて、一日葬の場合時間的負担・体力的負担が軽減できるというメリットもあります。
通夜を行う時間的負担がなくなるだけでなく、それを行うために必要な打ち合わせの時間もカットできます。
また、体力的な負担も少なく、選びやすいのが特徴です。

反面、一日葬にはデメリットもあります。

まず、日程的な問題です。
一日葬を行い、かつ一般弔問客を受け入れる場合、参列することができる人の数はどうしても少なくなってしまいます。

故人や喪主が非常に交友関係が広く、葬儀となれば多くの人が参列したがることが予想される場合は、一般葬を選んだ方が良い場合もあります。

また、家族葬でかつ一日葬にする場合は、家族葬の持ちうるデメリットである「あの人は声を掛けられたのに、私には声がかからなかった。最後のお別れさえさせてもらえなかった」と不満を持たれることがあるという欠点もあります。

一日葬の場合、お別れに掛けられる時間がかなり限られてしまいます。
このため、「もっと時間を掛けて見送りたかった」「最後の時間を、ゆっくりと過ごしたかった」と後悔が残る可能性も0ではありません。

なお、一般的な葬儀であれ一日葬であれ直葬・火葬式(別の記事で取り上げます)であれ、火葬をするためには死後24時間以上経過する必要がある点は押さえておきましょう。

一日葬を行う場合、菩提寺に相談することも必要です。
菩提寺によっては一日葬を好まないケースもあります。

また、無宗教の葬儀で一日葬を行う場合は、菩提寺との関係がこじれる可能性も0ではありません。
このような点を踏まえて、一日葬が適当かどうかを判断していく必要もあります。

一日葬は、さまざまなメリットとデメリットを含む葬儀のかたちです。

一番大切なものは故人の遺志であり遺された家族の意思ですが、一日葬で行うと決める前に、「この葬儀のかたちでよいのか」ということをしっかり考えていかなければなりません。

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