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直葬・火葬式

直葬・火葬式とはどんなお葬式?

コラム家族葬 2019/02/20

「直葬・火葬式」は、小規模な葬儀のうちの一つです。

この直葬・火葬式のやり方やほかの葬儀との違い、そしてそのメリット・デメリットについて見ていきます。

直葬・火葬式とは、もっとも簡素な葬儀のかたち

現在は、「その人らしい葬儀」を行うことが重要視されています。また少子高齢化などもあり、「大規模な葬儀よりも、小規模な葬儀を」と考える人も増えてきました。

そんななかで、一つの選択肢として挙がってくるのが、「直葬・火葬式」です。

葬儀は、基本的には以下のような流れをとります。
なお、下記以降は、特筆しない限りは仏教での葬儀を想定しています。

  1. ご遺体の安置
  2. 通夜
  3. 葬式・告別式
  4. 火葬
  5. 繰り上げ初七日法要~精進落としの料理をとる

直葬・火葬式の場合、上記のなかの2と3を省いてお見送りをします。

ご遺体の安置の後、すぐに火葬をするわけです。なお、直葬・火葬式を希望する場合でも死後24時間以上を立たないと火葬をすることはできませんから、1の工程は省くことはできません。

また、5は行う可能性も0ではありませんが、直葬・火葬式の場合は省かれるケースが非常に多いといえます。直葬・火葬式の後に食事をとることになっても、それは「精進落としの料理」というよりは、「物事が終わった後の食事」としての性格を持つ場合が多いことでしょう。

直葬・火葬式と一日葬、家族葬の違い

直葬・火葬式は「小規模な葬儀である」ということでは「一日葬」「家族葬」と同じですが、違う点もあります。
そのあたりを見ていきましょう。

まず、「家族葬」ですが、これは「家族や親族しか呼ばないけれど、基本的な流れは一般葬と同じである」という特徴を持っています。
そのため、単純に「家族葬」といった場合は、通夜も、翌日の葬式・告別式も行うと考えるのが妥当です。

対して、「一日葬」の場合は、通夜を省きます。ご遺体を安置した後に、葬式・告別式が行われ、その後に火葬を行います。祭壇が設けられることも多く、簡略化されたかたちではありますが、菩提寺などがお経を上げにくるケースも比較的よく見られます。

直葬・火葬式の場合は、通夜も葬儀も省きます。ご遺体の安置の後に行われるのは、埋葬のために必要(一部の例外を除く)な火葬のみであり、お別れも非常に簡単に行われます。炉の前で花などを入れてお別れをするのが一般的なやり方であり、菩提寺にお経をお願いしないケースも多く見られます。

一日葬と直葬・火葬式は、「家族葬」とは異なり、一般の弔問客を招いて行われるケースもあります。

ただ、一日葬や直葬・火葬式を希望されるご家族の場合、そもそも、「故人が小さい葬儀を希望していた」「経済的な事情により、小規模な葬儀をしたい」「体調面で不安があるので、かかる時間を短くしたい」という理由を持っていることが多いため、「一日葬や直葬・火葬式で、家族葬」とする場合が多く見られます。

直葬・火葬式のメリットについて

直葬・火葬式の最大のメリットは、「もっとも費用を抑えられる葬儀のかたちである」という点にあります。

同じ会社で、かつ参列者の数が同等程度で、同条件で葬儀の見積もりをとったとすれば、直葬・火葬式がもっとも費用的負担が少ない葬儀のかたちとなるでしょう。

祭壇を作る必要もなく、供物や供花も必要ありません。葬儀会場などを使う必要もなく(あるいは使ったとしても狭いスペースで済む)、人件費も軽減できるので、経済的な負担を抑えることが可能です。

「寺院費用」は葬儀全体の4分の1程度を占めていますが、直葬・火葬式の場合はこれも省かれることが多く、お布施も浮かすことができます。

また、直葬・火葬式は、時間や労力もほかの葬儀ほどにはかかりません。決めることも少なくて済みますし、お別れの儀式にかかる時間も非常に短くすることができます。
精神的に非常に強いダメージを受けており長時間の葬儀には耐えられないと判断される場合は、直葬・火葬式が選択肢の筆頭として挙がってくるでしょう。

直葬・火葬式のデメリット

ただ、直葬・火葬式にもデメリットはあります。

直葬・火葬式はその特性上、多くのケースで「家族葬」の形態をとることになります。そのため、「亡くなったことを知らず、お参りにいけなかった」「家族に断られて、最後のお別れができなかった」という後悔を与えてしまうこともあるのです。

また、直葬・火葬式の場合は菩提寺を呼ばないことも多く、これが後々問題になってくることもあります。
「直葬・火葬式で、菩提寺を呼ばずにお見送りした家庭の場合、墓地への埋葬を異なる」とする寺院もあると言われています。

もう一つ意識したいのが、「お別れにあまり時間を掛けられない」ということです。直葬・火葬式は、かかる時間がもっとも少ない葬儀の形態ではありますが、それゆえに、家族であってさえ「十分なお別れの時間が確保できなかった」となることもあります。

直葬・火葬式は、メリットもあればデメリットもある方法です。
ただ、その人を見送るのは、人生で一度しかない機会です。後悔のしない送り方を選びたいものですね。

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